信号機
夜中、仕事してボケた頭をさましに、
たまに散歩する。
月明かりの中、
風だけが吹く誰もいない世界。
ひんやりとしたアスファルトを歩くのは、
とてもキモチいい。
なかでも、信号。
透明感を増した世界で、
鮮やかに赤く光る信号は、
なんだか、とても、癒される。
水中に没した世界で、
唯一、機能する機械にであった感じ。
たとえ、人が誰もいなくても、
そこで、ずっと、動き続けている。
生の力。
老人が、早朝、散歩する理由は、
こんなところかもしれない。
、、、ほんと?
by sobokuinu | 2004-08-05 16:20 | バカタレ