9月後半に、見よう見まねでキャンプしてみた。
持っていったものは、
ものすごく暗いミニランタン。
ホームセンターで買った七輪。
相方さんの寝袋。(俺のはなし)
それと、勢いだ。
着いて、さっそく、テントやら、テーブルやら、
俺の寝袋を借りてはみたが、
車が小さくて、なかなか入らない。
しかし、オープンにして、勢いで乗せた。
男36歳(熊本育ち)の”勢い”。
走り出したら止まらないのだ。
そうして、勢いでテントを立て、
勢いで、七輪に炭をいれ、
火をおこしてみたんだけど、ここで勢いがとぎれた。
つかないのである。
炭というのは、なかなかつかないものなんだなあと、
さすがは、キャンプだと、不思議な感動に襲われ、
首を鳩のようにひねってたら、いきなりポーっと燃え出した。
「やったぁ」
これがキャンプの醍醐味ってやつかな。
あとは、もう、言わなくても、分かるでしょう。
焼くのである。焼きまくるのである。そして、飲むのである。(Qooを)
ランタンが暗すぎて、何を焼いているのか分からないのだけど、
こんがり、おいしかった。
肉と間違えて、貝を口に放り込んで火傷したけど、
でも、楽しかった。

もえ始めた炭。炎がゆれて。

この瞬間がたまらない。
じゅーぱちぱちぱち。

暗すぎて、役に立たないランタン。

森はいい。
(口火傷中)